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December 25, 2006

正月2日、韓国養正高出身2選手が国立へ

 12月24日、行われたラグビー大学選手権2回戦。
 韓国養正高出身2選手がレギュラーとして出場した大阪体育大、京都産業大が正月2日、国立競技場の準決勝へ駒を進めた。

 韓国人(在日選手を除く)の大学選手権、国立出場は初めての快挙だ。
 
<1>
 京都産業大学 36(19-15)28法政大学(花園12:00-)
 京産WTB、徐忠植(ソ・チュンシク。3年、韓国養正高)が出場。
*写真左端
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 前半から法政と京産が点の取り合い。法政がBKの早い仕掛けでトライを取れば、京産は関西一のFWがスクラムでプレッシャーをかけ前週、ミスが多かったラインアウトも修正し、トライを奪った。
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 前半は京産が19-15でリードして終えた。
 後半も法政が1T1PGで19-23と逆転した。京産も後半26分にトライと徐のGで26-23と再逆転。
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 しかし法政が35分に1Tで26-28と再度の逆転を演じた。
 そして38分、法政ゴール38M前の地点でPを得た京産は迷わずに徐のPGを選択した。
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 徐がこれを冷静に決めて29-28とし、終了ロスタイムに1T1Gを決めた京産が36-28と勝ち、9大会ぶりに準決勝の国立出場を得た。

 徐は、この試合4G1PGを決め11得点を稼いだ。法政のキッカーSO・文字が5T後のコンバージョンを全て失敗したのと対照的だった。
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 「国立にいけて満足。最後のPGを蹴る時は、プレッシャーは感じなかった。大学の先輩で日本代表SO・名キッカー廣瀬から『蹴るボールがゴールを越える軌道をイメージして蹴ることが大切』と教えてもらった」

 京産は準決勝で早稲田大学と対戦が決まった(1月2日、東京・国立競技場14:00-KO)。

<2>
 大阪体育大学28(14-14)14明治大学(花園14:00-)
 
 大阪体大SH、金喆元(キム・チョルウォン。4年、韓国養正高。近鉄に内定)が不動のレギュラーで出場した。
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 前半から明治が自慢のFWで押し込み、ラインアウト→モールからT、Gを決めて7-0とリードした。
 体大も金がスクラムサイドをから球を持ち出し明治ゴール前でWTBへ絶妙のパスを放り同点T、Gを演出した。
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 一方、明治FL,趙顕徳(チョ・ヒョンドク。3年、大阪朝鮮高)は、 スクラム、モールで堅実な仕事人ぶりをを見せた。

 明治と体大FWのぶつかり合いは徐々に体大ペースになった。

 後半は体大が2T2Gし28-14で試合を決めた。
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 体大は17大会ぶりの準決勝となる。
 相手は、過去9年連続、決勝進出の関東学院大学(12:15-KO)。

「今日は、FW

 明治・趙は試合後、目を真っ赤に晴らしながら「来年、絶対に勝ちます」と話した。
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<3>
早稲田大学33(28-5)22慶應大学(秩父宮14:00-)
 
<4>
関東学院大学29(10-3)10東海大学(秩父宮12:00-)

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December 20, 2006

U19大会、韓国プレート準決勝へ

 台湾で開催中のU19アジア大会で韓国代表は12月20日、15人制のプレート準決勝をスリランカと戦い、 48(24-7)19で勝ち、決勝へ駒を進めた。

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December 18, 2006

U19アジア大会 韓国は香港に敗れる

 台湾で開催中のU19アジア大会、12月18日は15人制の1回戦が行われた。

 7人制で日本に敗れた韓国は、15人制でも香港に17-26で敗れ20日の敗者同士の試合に回った。


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December 17, 2006

大学選手権、韓国3選手2回戦へ

 12月17日開幕した大学選手権、1回戦が行われた。
 韓国人3選手がレギュラーとして出場した大体大、京産大、明治大は2回戦へ勝ち進んだ。
 
<1>
 京都産業大学 10(0-7)7帝京大学(花園12:00-)
 京産WTB、徐忠植(ソ・チュンシク。3年、韓国養正高)が出場。
 
 前半リードされたが、後半23分に徐がPGを決め3-7とした。そして終了間際の40分、京産はペナルティトライで8-7と逆転し、徐のコンバージョンも成功して10-7で試合を終えた。

 京産は2回戦で法政と対戦が決まった(花園12:00-)。

<2>
 大阪体育大学28(28-0)17流通経済大学(花園14:00-)
 
 体大SH、金喆元(キム・チョルウォン。4年、韓国養正高。近鉄に内定)。
 金は、前半3分、先制トライを奪い、勢いをつけた。しかし後半は流通がDFで盛りかえり2トライを奪った。

<3>
 明治大学29(10-0)17大東文化大学(熊谷14:00-)
 
 明治FL,趙顕徳(チョ・ヒョンドク。3年、大阪朝鮮高)。
 スクラム、モールなど仕事人として実力を見せた。

 大体大と明治は、2回戦(24日、花園14:00-)で対戦する。

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December 16, 2006

アジア人選手枠。大学選手権韓国3選手がレギュラー

 日本ラグビー協会が2007年シーズンから導入を検討している「アジア人選手枠」
 社会人チームの試合で、常時、アジア地域の選手が、外国人枠とは別に試合に出場できる制度だ。
 まだ発表がされていないが、枠の数は「1人」(日本協会幹部)になる。
 近々、正式に発表する予定という。

 さて、明日12月17日に始まる大学選手権。
 1回戦では、韓国人3選手がレギュラーとして出場する。
 彼らも、アジア枠の対象(明治・趙選手を除く)となる。

<1>
京都産業大学対帝京大学(花園12:00-)
 京産WTB、徐忠植(ソ・チュンシク。3年、韓国養正高)。

<2>
大阪体育大学対流通経済大学(花園14:00-)
 体大SH、金喆元(キム・チョルウォン。4年、韓国養正高。近鉄に内定)。

<3>
明治大学対大東文化大学(熊谷14:00-)
 明治FL,趙顕徳(チョ・ヒョンドク。3年、大阪朝鮮高)

 大体大と明治が1回戦、順当に勝った場合は2回戦(24日、花園14:00-)で
対戦する。

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December 12, 2006

日本が逆転優勝。アジア大会

 アジア大会ラグビーは、12月11日、カタール・ドーハで準決勝と決勝が行われた。

<決勝>
 韓国は、日本と対戦し、終了間際に日本が逆転トライを決めて27-26(前半10-14)で優勝した。
 韓国 前半2T2G(キム・ジョンス1T、クァク・チョルウン1T、
     ユン・ヒス2G)

     後半2T1G(キム・ジョンス1T、イ・ミョングン1T、
     ユン・ヒス1G)

 日本 前半2T、後半3T1G
 
 韓国は2位・銀メダル。この結果、学生のヨン・グォンウ、チェ・ジェヨン(いずれも高麗大4年)の兵役免除は無くなった。


韓国メンバー
1:NO8李光紋(イ・グァンムン LEE KWANG MOON 尚武)
2:SH梁永勲 (ヤン・ヨンフンYANG YOUNG HUN 大心通商(テシム)(→ホンダ)
3:CTB尹希壽(ユン・ヒス 浦項鋼板(ポハン))
4:WTB金亨基(キム・ヒョンギ 浦項)
5:CTB金鐘洙(キム・ジョンスKIM JONG SOO 尚武。06年12月退役)
6:WTB郭鐵雄 (クァク・チョルウン KWAK CHULWOONG 三星SDI )
7:FB全鍾満(チョン・ジョンマン韓国電力)
8:CTB兪旻炯(ユ・ミンヒョンYU MIN HYUNG 韓国電力)
9:LO延權示右(シメス編 ヨン・グァンウ YOUN KWON WOO 高麗大学4年(→栗田 )
10:WTB蔡宰榮(チェ・ジェヨン CHAE JAE YOUNG 高麗大学4年→尚武)
11:FL劉永男(ユ・ヨンナム、尚武)
12:SH李明根 (イ・ミョングァンLEE MYUNG GEUN 三星SDI )

<準決勝>
韓国19(5-0)5中国
韓国 前半1T(イ・グァンムン)
    後半2T2G(ヤン・フンフン1T、クァク・チョルウン1T、
    ユン・ヒス2G)

<最終順位>
1:日本(27-26)韓国
2:韓国(19-5)中国
3:中国(19-12)台湾
4:台湾(7-22)日本
5:香港(35-5)スリランカ
6:スリランカ
7:タイ(29-0)インド
8:インド(17-5)カタール
9:カタール

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December 11, 2006

アジア大会、韓国は中国と準決勝

 アジア大会ラグビー(7人制)は、12月10日、カタール・ドーハで予選が行われた。
 韓国はA組で21-7(香港)、42-0(タイ)と連勝し1位となった。

 今日11日夜、18:00-B組1位の中国と準決勝を戦う。
 もう一つの準決勝は17:30-日本VS台湾。
 決勝は20:30-キックオフ。

10日結果
A組
①韓国21(7-7)7香港
得点
韓国 前半、ユン・ヒス1T1G
    後半、チョン・ジョンマン2T、ユン・ヒス2G

韓国メンバー
1:NO8李光紋(イ・グァンムン LEE KWANG MOON 尚武)
2:LO延權示右(シメス編 ヨン・グァンウ YOUN KWON WOO 高麗大学4年(→栗田 )
3:SH梁永勲 (ヤン・ヨンフンYANG YOUNG HUN 大心通商(テシム)(→ホンダ)
4:CTB尹希壽(ユン・ヒス 浦項鋼板(ポハン))
5:WTB金亨基(キム・ヒョンギ 浦項)
6:WTB郭鐵雄 (クァク・チョルウン KWAK CHULWOONG 三星SDI )
7:FB全鍾満(チョン・ジョンマン韓国電力)
8:CTB兪旻炯(ユ・ミンヒョンYU MIN HYUNG 韓国電力)
9:WTB蔡宰榮(チェ・ジェヨン CHAE JAE YOUNG 高麗大学4年→尚武)
10:CTB金鐘洙(キム・ジョンスKIM JONG SOO 尚武。06年12月退役)
11:FL劉永男(ユ・ヨンナム、尚武)
12:SH李明根 (イ・ミョングァンLEE MYUNG GEUN 三星SDI )

②香港24-21タイ

③韓国42(28-0)0タイ得点
韓国 前半、ヨン・グァンウ1T、キム・ヒョンギ1T、チョン・ジョンマン2T3G、
        ユン・ヒス1G
    後半、イ・グァンムン1T、チョン・ジョンマン1T、ユン・ヒス2G

B組
④中国41-0インド
⑤スリランカ48-0インド
⑥中国31-5スリランカ

C組
⑦台湾82-0カタール
⑧日本58-0カタール
⑨日本24-7台湾

順位
1:日本2-0(得失+75)
2:中国2-0(+67)
3:韓国2-0(+56)
4:台湾1-1(+65)
5:スリランカ1-1(+22)
6:香港1-1(-11)
7:タイ0-2(-45)
8:インド0-2(-89)
9:カタール0-2(-140)

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December 07, 2006

早稲田が優勝。明治FL趙顕徳が出場

 12月3日(日)、国立競技場で行われた関東大学ラグビー対抗戦「明治大学VS早稲田大学」は、早稲田が43-21で勝ち7戦全勝で対抗戦連覇を決めた。

 朝鮮高校出身のラガー、明大FL(7番)、趙顕徳=조현덕(チョウ・ヒョンドク。3年。大阪朝鮮高校。181c、85k)選手がレギュラーで出場した。趙は在日で韓国籍。
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 試合は、前半から明治のFWにスクラムを組ませない、組んでも横にずズラスというテクニックで早稲田が対応し、明治自慢のFW戦をやらせなかった。ラインアウトでも明治ボールをうまくコントロールして奪った。
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 前半で3T1Gの17-0と早稲田がリードして勝負は決まった。

 趙は、後半10分前に交代したが、試合前に聞いていた「FW勝負」に絡めなかった。
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 試合後、「早稲田のスクラムは圧力は無かったです。うまさにやられた」と振り返った。

 次は、今月17日に始まる大学選手権。明治は1回戦で大東文化大(12:00-熊谷ラグビー場)で対戦する。
「日和佐(主将)さんなど4年生にとっては、最後の試合になります。是非とも4年生を良い結果で送り出せるように頑張ります」と決意を述べた。
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 明治が1回戦を突破すると2回戦は24日、大阪花園ラグビー場で大阪体育大学と当たる事が有力。
 大阪体大には、SHに韓国出身の金喆元(キム・チョルウン。4年。韓国・養正高校→三重県朝明高校)が待ち受ける。

 韓国対決の実現を期待したい。
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 PSナベゾ様にいただいたコメント。
確かに日本、韓国、台湾、香港のトップチームがアジアリーグのような対抗戦を作れればアジアラグビー強化につながると思います。
現実的には実力差が大きいのでトップEAST、WEST、九州上位と韓国上位4チーム、台湾、香港上位が試合していければ良いのですが。

 関東ラグビー協会と大韓ラグビー協会が日本と韓国の同じ業種同士の企業チームで定期戦が出来ないか検討したことがあります。
 その結果もあり去年は九州でコカコーラとポハン鋼板の親善試合が出来たと聞いてます。
 
 今年10月に韓国であった国体に九州電力チーム関係者が訪れ、韓国電力と今後の親交について話していました。
 定期戦などが出来れば嬉しいと思います。

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December 01, 2006

明早ラグビー、朝鮮高出身がレギュラー出場

 12月3日(日)、国立競技場で行われる関東大学ラグビー対抗戦「明治大学VS早稲田大学」に朝鮮高校出身のラガーが初めて出場する。

 明大FL(7番)、趙顕徳=조현덕(チョウ・ヒョンドク。3年。大阪朝鮮高校。181c、85k)選手だ。趙は在日で韓国籍。
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 きょう発表されたメンバー表でレギュラーとして記されている。

 師走に入った1日、東京・八幡山にある明大グランドでは、対早大に備えて今季、蘇った自慢のFWを練習する明大チームがいた。

 趙は、1軍(Aチーム)のメンバーとしてセットプレー(スクラム、ラインアウト、ラック)からの球出しの練習を何度も繰り返していた。
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 アタックの場面では、サポートに回り、DF陣を抜いていく場面も見せた。

 FLとして組む6番・日和佐豊キャプテン(4年)は、モールからのトライ王を演じている。
 その日和佐をサポートして明大勝利に貢献してきたのが趙だ。
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 練習後、趙に話を聞いた。

--早稲田戦を目前に気分は?
趙:緊張はしていません。リラックスしています。

--3日は、どういうプレーをするのか?
趙:明治は、ボールを前に持って行くことができるプレーヤーがいます。僕は、サポートに徹したい。
  スクラム、ラインアウトでもしつこくいきたい。
  DFは、早稲田のBKに展開させないように早いプレッシャーをかけていきます。

--早稲田の印象は?
趙:試合は見ています。去年よりも圧力は無い。

--朝鮮高校出身として最初の明早戦出場者になる?
趙:特に意識はしていません。

--3日、家族は見に来る?
趙:両親が国立に来ます。「緊張せずに自分のプレーをするように」と言われました。

 ワールドカップ・ラグビー予選で日本に0-54と大敗した韓国。日本で生まれ育ち日本のラグビー環境を学んだ趙らが代表ジャージを着る機会が出来てくれば進歩につながる。
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韓国代表を観て

***韓国代表について***
 
 韓国ラグビーを応援している友人から今回の試合を観て「ショック」というメールが来ました。

 私は、現地で見ていて少しショックを通り越して呆れた、という気持ちが起きました。
 
 24日夕方に香港に入った時は、監督や選手とは時間が合わず会えませんでした。
 
 翌朝、ホテルの朝食会場で会ったソン監督は緊張感を持っていました。
 選手もキン・グァンモはじめ緊張感ありの様子でした。
 選手たちは日本・韓国戦を見ており日本について「力を出し切れば戦える」という感じを持ったようでした。
 しかし、試合は、、、。
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 ここ数年、トップリーグが始まって以来、ラグビーを行う環境つくり(選手採用、グランド、待遇面、世話役のスタッフ数と質など)、フィットネス、ラグビー技術をはじめとした国際的なラグビーへの対応と導入、チーム内や代表選手間での競争、、、。
 
 日本が韓国に大きく差をつけました。
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 しかし、試合を見て一番肝心な、精神面「この試合を勝ってフランスへ行く」という勝利への欲が韓国チームから感じませんでした。
 
 日本の大畑主将や太田GM,カーワン氏などの方が明らかに強い気持ちを持っていました。
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 今、大韓ラグビー協会(KRU)のHP上では、「選手に精神的な頑張りだけ=我慢を強要した協会は退け!」という批判が起きています。
 
 でも本当は、精神面や勝利への意欲も日本に負けている事実があったと思います。
 
 アジア大会(ドーハ)では、優勝すれば兵役免除という栄誉があるかもしれません。しかし、現代ラグビーでは、それだけで戦えない現実を大韓協会はじめ監督、コーチが認識しないと韓国ラグビーは、失われた何十年を始めることになります。

 監督。選手の声を素直に集めてトンガ戦までを考える余裕があるか??

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