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April 24, 2007

韓国ラグビー再生出来るのか?

 4月22日(日)行われたアジア3カ国対抗ラグビー・日韓戦(第9回日韓定期戦兼務)は、82(前半49-0)0と日本が12T11Gで大勝した。

 82点は日韓戦で歴代3位、点差は歴代2位という記録だった。

 後半29分に、日本WTBクリスチャンが10本目のトライを決め、ゴールをこの日、代表デビューで活躍したSOアレジが成功するとお客さんは帰路につきはじめた。

 前半から韓国はDFが甘く日本に簡単にゲインを許した。日本のアタック1人に3-4人がDFへ行くのでスペースが空き放題だった。

 一方、韓国のアタックは課題とされていたLO、スクラムはまぁまぁだったが、そこからボールを出しても日本の素早い出だしのDFにSOからCTBへ回ったときに止められていた。
 高麗大のチャ・ヨハンやチョ・インスといった快速WTBまでボールが回らない。
 結果、NO8ハン・コンギュがスクラムから突破を試みたり、SHパク・ウォンヨンが個人プレーで抜きにかかるが全てに勝る日本DFの餌食になった。
 
 象徴的だったのが前半24分、日本の反則後、自分でボールを持ち走り出したパクは、アレジのタックルで簡単にボールを奪われトライされた。「こんな激しいDFを受けたのは初めてでは」とTV解説者は話した。

 パク・キヘン監督は、試合後のインタビューで「春季リーグが11日に終わったばかり。最初に予定していた候補からFW5人が怪我で抜けた。今回のメンバーの3分の2は2011年W杯を目指して選んだ」と若返りの一戦目の試合を強調した。

 試合後、韓国ラグビーの知人の言葉が現状を語っていた。「今、選手たちは代表になりたくないというんです。試合ばかりでフォローも無いし、、、」。

 韓国選手の体格を見て、これまでの引き締まったがっちりしているのと違いてふっくらしている、という印象を持った日本協会関係者や記者が多かったようだ。
 春季リーグの影響があったかもしれない。

 韓国ラグビーの日程は過密だ。春季リーグ戦、代表主力の高麗大は4月4,7,10日に3試合を戦った。尚武(サンム・韓国軍体育部隊)は、4月8,11日の2試合。

 しかし本当に厳しい試合は、それぞれ1試合しかしていない。
 明らかに韓国選手の基礎体力、フィットネスが落ちている結果が0-82につながっている。

 韓国は2011年W杯出場を目指すという。
 国内事情が、それをバックアップしていない。今回の代表PROPユン・ソンウンは浦項鋼板(ポハン)に所属しているが選手が13人しかおらず大会に出ることさえ不可能。
 王者・三星SDIも若返りに失敗、春季リーグはこの2チームが辞退して行われた。
 結果、漁夫の利ともいうべき韓国電力がサンムを破り社会人で優勝。

 次の韓国代表の試合は5月27日(日)、アジア3カ国対抗で香港と戦う(会場:香港)。
 怪我から復帰したFWがいたとしても格が下の香港相手になる。
 その間、5月12日(土)から27日の日程で「韓国リーグ」が予定されているが、果たして何チームが参加するのか?
 
 2011年を目指すといっても代表強化の確たるビジョンも持たず示さず、大卒→兵役・サンム後の就職場所も含めた選手への環境作りも出来ない大韓ラグビー協会の責任は重い。

 

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