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January 11, 2016

東海大仰星が今季3冠達成。全国高校大会37-31桐蔭学園

 東京朝鮮高(東京2)が初出場した「第95回全国高校ラグビー大会(2015-16)」が12月27日、開幕した(大阪花園ラグビー場)。55校が頂点(16年1月11日)を目指して熱い戦いを繰り広げる。
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 1月11日(月・祝日)、決勝戦。15年春の選抜大会、夏の7人制大会を制し3冠をかけた東海大仰星と桐蔭学園が対戦した(仰星37-31桐蔭)。
 仰星が先制し桐蔭が追いかける。前半24分、桐蔭がTで17-12と逆転するも28分、仰星がゴール前スクラムから持ち出し主将FL6眞野が逆転Tで前半を終えた(19-17)。
 後半開始直後、桐蔭は仰星の反則を誘いゴール前ラインアウトへ。しかし投入されたボールは仰星が奪う。3分、ここから仰星がつないでTを奪い26-17へ。さらに10分、PGで3点を加点し29-17へ。20分にPGで32-17と2T2G14点差以上をつけた。桐蔭が26分、ゴール前ラックからPR3石田がファイブポインター、G成功し32-24と迫る。ここでもリスターのボールを仰星は桐蔭陣でターンオーバーしトライランを越え試合を決めた。37-24。桐蔭は終了間際に自陣からつなぎ7点を返しノーサイドとなった。
 桐蔭は2大会ぶり4度目の全国制覇を今季公式戦無敗3冠を自ら勝ち散った。

 1月7日は準決勝2試合を行い、2年前の決勝戦と同じ2校、東海大仰星と桐蔭学園が勝ち進んだ。
 第1試合、昨年度優勝の東福岡高と東海大仰星が対戦した(24-22)。
 前半、3点をリードされた東海大仰星が6分、NO8河野のT、G成功で逆転すると9分、28分と連続Tで19-3として折り返した。東福岡も後半7分、12分に連続Tで19-15と追い上げた。15分に東海大仰星がWTB14中のTで24-15とし東福岡の反撃を1Tに抑え24-22で制した。
 2試合目は桐蔭学園と初の4強・石見智翠館が対戦した(46-31)。
 石見がTで先制するも桐蔭が10分に着実でPGで3点を加点し3-7とする。14分にTで逆転し10-7、さらに18分にTで18-7とした。石見も20分に1T返し17-12へ。しかし桐蔭は27分~3連続Tを奪い34-12とほぼ前半で試合を決めた。後半はお互いにTを交互に取る形で計7Tの桐蔭が46-31で決勝へ進んだ。
 準々決勝(1月3日)は4試合を行った。
 第1試合は東海大仰星が後半、逆転で17-10と京都成章を下し今季3冠に近づいた。2年ぶりに準決勝へ。準決勝で東福岡高を27-12と下し、決勝で桐蔭学園も19-14で制し優勝している。
 桐蔭学園は前半21-0としたリードを守り31-12天理高と4強入り。2年ぶりの準決勝。
 石見智翠館は関西学院高と対戦、後半はいったん5-8とリードされるもすぐにトライで逆転、33-8と初の4強入りをとげた。
 王者・東福岡高も大阪桐蔭高との激戦を後半の逆転で15-8とし連覇に近づいた。
 準決勝(1月7日)は東海大仰星対東福岡高、桐蔭学園対石見智翠館というように2年前の形に似ている。 

 3回戦(1月1日)は16強戦。1回戦から登場の天理高は深谷に後半終了まで24-23とおいげられたがトライを奪い31-23で8強入り。
 連覇を狙う東福岡高は前半先制されるもターンオーバーからの攻めで長崎北陽台高を24-8と退けた。
 15年選抜大会、夏の7人制大会と全国2冠達成中の東海大仰星高は伏見工業高を41-5と寄せ付けず順調に勝ち進んだ。
 石見智翠館高も流通経済大柏高に後半逆転、しかしロスタイム24-19と1トライ差に迫られるが逃げ切った。
 さらに関西学院高は10-0と後半リードするも28分、久我山にトライ、G成功で10-7とされた。最後の攻めで関学がPKを得てPG成功し13-7でノーサイドとなった。
 強豪・大阪桐蔭は関商工から9T奪い55-7と一蹴した。
 準々決勝戦(1月3日、8強戦)は①東海大仰星-京都成章②天理-桐蔭学園③石見智翠館-関西学院④東福岡-大阪桐蔭となった。

 2回戦は12月30日に16試合を行った。シード校が登場。
 天理高が常翔学園高を5-3で下したほかは順当勝ち。
 1回戦で東京朝鮮高に勝った筑紫高も大阪桐蔭高(大阪第2決勝で大阪朝鮮高を下した)に10-31で敗れた。

 1回戦が28日までに終わった。
 東京朝鮮は1回戦で筑紫高(九州推薦、福岡2位)と12月28日(月)11:15キックオフとなった(花園1)。
 前半開始直後は、筑紫が朝高DFに対し外を使い攻め立てた。ここで筑紫が朝高は筑紫陣へPKで入る。
 筑紫陣15メートルまで入った朝高はモール。すると筑紫がオフサイドの反則、再度、PKで22メートルの内側へ入った。6分、得意のモールでNO8文相太(ムン・サンテ)がインゴールへねじ込み先制した。GはCTB金基英(キム・キヨン)が決め7-0とする。
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 13分、筑紫がBKのランで左タッチ際、トライライン寸前へ。ここで朝高FB権泰錫(クォン・テソ)が止めるものも、しかしタックルが首にいっった。危険なタックルでがシンビンとなり一時的な退場となった。

 14分、この反則をいかした筑紫はラインアウトを選択しショートでボールを確保した。ラックで近場を攻める。外が少ない朝高DFを見越し左側から右へグラバーキック。ボールはバウンドが変わり難しい状況を筑紫WTBがうまくキャッチした。朝高DF2人を体をうまく使いかわしてトライへ。G成功で同点にした(7-7)。

 さらに16分、リスートのボールを追ったFL7南成冠(ナム・ソンガン)は筑紫のジャンパーが空中にいる状態で頭から突っ込んでしまった。危険なタックルでシンビンで2人少ない状況となった。
 筑紫はラインアウトを得る。朝高陣で人数差を利用して大きく右から左へ展開。ゴール前ラックからPR1がボールを持ち出しゴール中央へトライし逆転した(14-7)。
 1人、朝高は戻る。筑紫は22分にも中央スクラムから回しトライ、5点を追加した。
 ようやく15人となった朝高。モールへ自信をもつ朝高は焦らない。26分、筑紫陣22メートルの外からモールを一気に押し込む。ラックとなるも再度、モールを組むとポスト下へ文が2本目のトライで19-14で折り返した。
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 後半、朝高がゴールラインへ迫るも点を奪えない状態が続く。朝高が筑紫22メートル外でラインアウトを得、押す。筑紫が苦し紛れにモールを崩すコラプシングで犯す。このチャンスも迷わずにラインアウトを選択、ゴール5メートル付近の左ラインアウト。19分、文が3本目となるトライラインを越えた(19-19)。
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 再逆転を狙ったCTB金のGは成功せずに19-19の同点へ。
 
 お互い厳しいDFで時間がすぎた。
 朝高陣からCTB金がキックするも筑紫に当たり筑紫がターンオーバー。朝高が反則で筑紫は左ラインアウトを選択するも投入ミスで朝高ボールへ。ラックとなり金がタッチへ蹴りだすも22メートルの内側。
 再度、チャンスを得た筑紫は早めに左ラインアウトから出しボールを持ち込む。ラック-モールを繰り返す。モールを組むと押しこんだボールをNO8久保山がインゴールへG成功で26-19とした。
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 リスタートのボール。確実に確保した筑紫。30分までセンターライン付近で保持し最後は外へ蹴り終了した。
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 PR1文陽善(ムン・ヤンソン)主将
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「応援してくれた東京朝鮮高校関係者、大阪朝鮮高関係者。日本の方々に元気と勇気を与えることができなかった。でもきょうの負けは今後、『花園で1回戦突破』「花園優勝』という次の目標になる。1、2年生たちも思いがつながる」と明日を見据えた。

「第95回全国高校ラグビー大会(2015-16)日程」。分かりやすいように予選はブロックで掲載します
<決勝トーナメント>
■決勝(1月11日)
◆東海大仰星高(大阪1)37(19-17)31桐蔭学園高(神奈川)
*仰星5T3G2P、桐蔭4T4G1P

■準決勝(1月7日)
◆東海大仰星高(大阪1)24(19-3)22東福岡高(福岡)
*仰星4T2G、東福岡3T2G1P

◆桐蔭学園高(神奈川)464(34-12)31石見智翠館高(島根)
*桐蔭7T4G1P、石見5T3G

■準々決勝(1月3日)
◆東海大仰星高(大阪1)17(5-10)10京都成章高(近畿、京都2位)
*仰星3T1G、京都1T1G1P

◆桐蔭学園高(神奈川)31(21-0)12天理高(奈良)
*桐蔭4T4G1P、天理2T1G

◆石見智翠館高(島根)33(5-5)8関西学院高(兵庫)
*石見5T4G、関西学院1T1P

◆東福岡高(福岡)15(3-5)8大阪桐蔭高(大阪2)
*東福岡2T1G1P、大阪桐蔭1T1P

<A>
■1回戦(12月27日)
◆①天理高(奈良)90-7山形南高(山形)
◆②新潟工業高(新潟)76-7津山工業高(岡山)
◆③尾道高(広島)15-18深谷高(埼玉)

■2回戦(30日)
◆常翔学園高(大阪第3)3-5天理高(奈良)
◆新潟工業高(新潟)14-45深谷高(埼玉)

■3回戦(1月1日)
◆天理高(奈良)31(24-15)23深谷高(埼玉)
*天理5T3G、深谷3T1G2P

<B>
■1回戦(27日)
◆①北条高(愛媛)7-37遠軽高(北北海道)
◆②荒尾・岱志高(熊本)7-39仙台育英高(宮城)

■2回戦(30日)
◆石見智翠館高(島根)71-3遠軽高(北北海道)
◆流通経済大柏高(千葉)69-3仙台育英高(宮城)

■3回戦(1月1日)
◆石見智翠館高(島根)24(5-7)19流通経済大柏高(千葉)
*石見4T2G、流通柏3T2G

<C>
■1回戦(27日)
◆①魚津工業高(富山)5-30和歌山工業高(和歌山)
◆②青森北高(青森)24-21高鍋高(宮崎)
◆③伏見工業高(京都)78-0郡山北工業高(福島)

■2回戦(30日)
◆東海大仰星高(大阪1)93-0和歌山工業高(和歌山)
◆青森北高(青森)21-36伏見工業高(京都)

■3回戦(1月1日)
◆東海大仰星高(大阪1)41(24-0)5伏見工業高(京都)
*東海大仰星6T4G1P、1T

<D>
■1回戦(27日、28日)
◆①春日丘高(愛知)21-24佐賀工業高(佐賀)
◆②明和県央高(群馬)44-12土佐塾高(28日、高知)
◆③秋田中央高(秋田)68-3広島工業高(中国・広島2位)

■2回戦(30日)
◆佐賀工業高(佐賀)71-3明和県央高(群馬)
◆桐蔭学園高(神奈川)40-15秋田中央高(秋田)

■3回戦(1月1日)
◆佐賀工業高(佐賀)12(7-29)58桐蔭学園高(神奈川)
*佐賀2T1G、桐蔭9T5G1P

<E>
■1回戦(28日)
◆①東京朝鮮高(東京2)19(14-19)26筑紫高(九州・福岡2位)
*朝高3T2G、筑紫4T3G

◆②高松北高(香川)0-68関商工高(岐阜)
◆③大分舞鶴高(大分)43-20岡谷工業高(長野)

■2回戦(30日)
◆大阪桐蔭高(大阪2)31-10筑紫高(九州・福岡2位)
◆関商工高(岐阜)19-19大分舞鶴高(大分)
*関商工が3回戦へ

■3回戦(1月1日)
◆大阪桐蔭高(大阪2)55(19-0)7関商工高(岐阜)
*大阪桐蔭9T5G、関1T1G

<F>
■1回戦(28日)
◆①若狭高(福井)12-45つるぎ高(徳島)
◆②茗渓学園高(茨城)7-18関西学院高(兵庫)
◆③静岡聖光学院高(静岡)105-0倉吉北高(鳥取)

■2回戦(30日)
◆つるぎ高(徳島)17-57関西学院高(兵庫)
◆國學院久我山高(東京1)35-7静岡聖光学院高(静岡)

■3回戦(1月1日)
◆関西学院高(兵庫)13(3-0)7國學院久我山高(東京1)
*関学1T1G2P、久我山1T1G

<G>
■1回戦(28日)
◆①萩商工高(山口)7-25黒沢尻工業高(岩手)
◆②日川高(山梨)38-19コザ高(沖縄)
◆③長崎北陽台高(長崎)42-12函館ラ・サール高(南北海道)
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■2回戦(30日)
◆東福岡高(福岡)88-21黒沢尻工業高(岩手)
◆日川高(山梨)14-24長崎北陽台高(長崎)

■3回戦(1月1日)
◆東福岡高(福岡)24(17-8)8長崎北陽台高(長崎)
*東福岡3T3G1P、北陽台1T1P

<H>
■1回戦(28日)
◆①京都成章高(近畿、京都2位)34-7日本航空高石川(石川)
◆②朝明高(三重)64-0鹿児島実業高(鹿児島)
◆③光泉高(滋賀)13-10東海大相模高(関東、神奈川2位)

■2回戦(30日)
◆京都成章高(近畿、京都2位)71-12朝明高(三重)
◆國學院栃木高(栃木)19-17光泉高(滋賀)

■3回戦(1月1日)
◆京都成章高(近畿、京都2位)17(0-3)15國學院栃木高(栃木)
*京都3T1G、栃木2T1G1P

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