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September 25, 2016

延世大が27対26、逆転で高麗大に連勝。2016延高定期戦

 韓国ラグビー界最大の祭典は永遠のライバル延世大と高麗大定期戦。
 両校の関係者は母校の名前を先にして延高戦=ヨンゴジョン、高延戦=コヨンジョンと呼ぶところは早稲田大・慶應大の早慶戦と同じ。

 1965年に始まった。2016年、47回目となる今年は9月24日(土)11:00からソウル市の木洞(モクトン)運動場で行われた。
*連勝を決めた延世大(STNPより)
Stnpnews

 試合は前半、延世が先制するが高麗がおいつく展開で延世10-7で終えた。後半開始5分に高麗が得意のモールから攻めトライを奪いG成功で14-10と逆転した。しかし延世は、10分後にHOカン・ウォンジェが5ポインターとなり再逆転。さらに20分SOパン・ソンユンPGで20-14とリードを広げた。23分にはFBチャン・ヨンフンが40M独走しトライランを駆け抜けたGパン成功で27-14へ。
 ここで終わらないのが両校の対戦だ。高麗は29分、延世陣20M付近のスクラムから展開しCTB12金ジンヒョクがTを奪う、GはFBハン・グミンが決め21-26へ。37分にもラインアウトから回したボールをCTB13李ジンギュが飛び込み26-27と1点差へ迫った。しかしここまですGをすべて決めていたハンが決めきれず。時間がたちノーサイドとなった。
 延世が連勝した。両校の定期戦戦績は1965年以来、延世22勝、高麗20勝、引き分け4。今季の戦績も2勝1敗で勝ち越した。
 昨年、延世が定期戦では3年ぶりに勝利した(24-21)。今季、両校は春季リーグ戦では高麗が19-18で勝った-が、6月の全国体育大会ソウル市代表予選を兼ねた「ソウル市長旗大会」は延世28-14と1勝1敗の互角だ。
*ソウル市長旗大会
Yonseip
 両校にはTL出身のコーチがいる。延世大はBKコーチ李明根(SH,元クボタ、ワールド)、高麗大がFWコーチに李光紋(FL/LO、元東芝、トヨタ、サントリー)に延世OBの朴誠球(PR/HO、元NEC、ヤマハ)が教える。

<<第47回延世大高麗大定期戦>>
■延世大27(10-7)26高麗大(9月24日、木洞運動場)
*延世3T3G2P、高麗4T3G

<<参考、2016年対戦結果>>
◇ソウル市長旗大会◇
 6月22日の「ソウル市長旗大会」。10月に開催される「第97回全国体育大会(韓国の国体)」の
ソウル市代表を決める戦いでもあった。
延世バックス陣が活き活きとグラウンドを駆け回り4トライを奪い28対14(前半14対7)で勝った。
◆延世大28(14-7)14高麗大(6月22日・水)
*延世4T4G、高麗2T2G

 この試合、前半10分、延世FL6ソン・ハユンのパスを受けたFBチャン・ヨンフンの先制トライで7対0とする。
3分後にはCTB13李ジョンファンがトライラインを越え14対0へ。延世BK李コーチの指導が生きているか。
 一方、高麗はFWで攻める。33分延世大ゴール前でモールを組み出たボールをLO5チ・ドンビンがインゴールへ運びゴールもFBハンが決め7対14とし前半を終えた。
勢いを得た高麗は後半4分、ラインアウトからモールで押すとFL7チェ・ムンヒョクがトライを奪い、ハンのゴールで14対14と追いついた。ここからは意地がぶつかる展開に。
 しかしBKで優勢な延世は24分にWTB14リュ・ヒョンジュンが高麗ディフェンスを破りトライし21対14へ。最後は34分にトライをCTB李がセンターラインからの突破であげ28対14で振り切った。

◇2016年春季リーグ戦◇
 3月26日は、大学Aの伝統の一戦「高麗大対延世大」の今季初試合を行い、終了直前のPGで高麗が19対18と逆転しリーグ戦優勝も決めた。
Koreauyonse
Dscf4260

 高麗が16対10とした後半35分すぎ、延世はFBの縦突破を右WTBへつなぎ15対16と1点差に迫る。後半38分、延世が高麗ゴール前ラインアウトからラックで執拗に攻める。高麗は30分以降、3人目のシンビン(一時的退場)を出した。この反則を延世SOが冷静にPGを決め18-16と逆転これで終りかと思われた。

 しかし高麗は最後の攻めを仕掛け延世陣へ入る。22メートルの外側で延世が痛恨の反則を犯す。ここでノーサイドのホーンが鳴った。高麗は迷わずPGを選択、この日、これまで1トライ1ゴール3PGと高麗の全ての16得点をあげていたFBハン・ガミンが確実に成功し逆転勝利を収めた。
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Dscf4257

 両校は昨年は高麗が春季のコリアンリーグで高麗が28対22延世、7月の2大会ソウル市長旗大会も高麗15対13延世、大統領旗大会:高麗22対18延世と3連勝していた。だが最も重要な定期戦(9月)は延世が24対21で高麗を下し2013年以来の連敗を8でストップしていた。

 秋の悔しさをはらした金聖男(キム・ソンナム)高麗大監督は
Dscf4261
「昨年の有力選手が卒業して戦力はおちていた。選手たちはタックルなど一生懸命に練習してきた結果が出た」とし今後は「早稲田大との交流などを通じて強化していく」と話した。

 両校には日本のファンにもお馴染みの顔が指導者として加わっていた。高麗のFWコーチは昨年、就任した李 光紋(イ・グァンムン、東芝/トヨタ/サントリー)とスポットでライバル延世大OBの朴誠球(パク・ソング、クボタ/NEC/ヤマハ)がいる。一方、延世大には今季からBKコーチでSH出身の李明根(イ・ミョングン、クボタ/ワールド)が加わった。
 韓国代表で同時期をすごし日本のラグビーを熟知している彼ら若手指導者が選手をどのように鍛え成長させていくかも今季の両校の熱い戦いの楽しみの一つだ。
 
「2016韓国日程結果」をダウンロード

<大学A>
■参加3校
高麗大、延世大、慶煕大
■リーグ戦
◆高麗大38-24慶煕大(22日・火)
◆高麗大19(6-3)18延世大(26日・土)
*高麗1T1G4P、延世2T1G2P
*高麗FBハン・ガミンが全得点をあげた。

<<参考、第46回延世大高麗大定期戦(2015年)>>
 9月19日、延世が3年ぶりにリベンジ。延世大・高麗大定期戦制す
韓国ラグビー界最大の祭典は永遠のライバル延世大と高麗大定期戦。
 両校の関係者は母校の名前を先にして延高戦=ヨンゴジョン、高延戦=コヨンジョンと呼ぶところは早稲田大・慶應大の早慶戦と同じ。
 1965年に始まった。2015年、46回目となる今年は9月19日(土)11:00からソウル市の五輪競技場で行われた。
 前半は12対12の同点で折り返した。
 スクラムは互角。BK陣が良かった延世が後半、突き放し24対21で勝利した。
 延世は12年15対13で勝って以来、定期戦3年ぶりの栄冠をつかんだ。
 また13年以来、8連敗していたライバルにリベンジした。
 46回の定期戦通算は延世22勝、高麗20勝、引分4となった。

 今年は、5月のコリアンリーグで高麗が延世に28対22、7月ソウル市長旗大会で15対13と連勝していた。
 さらに大統領旗は22対18と再逆転し逃げ切った。
 高麗は今季、延世に3連勝。’13年以来8連勝と差をつけていた。

 定期戦だけは絶対に負けられない両校は8月、来日し菅平へ。
 菅平では高麗が「基本技術と攻撃・防御システム向上」(金聖男監督)。

 高麗のトライゲッター韓国代表WTB鄭演植(チョン・ヨンシク)。今年3試合で高麗が奪った7トライ中5トライを決めている。菅平ではケガでリハビリに専念していたが「定期戦には間に合います」と勝利を見据えていた。

 延世は「スクラム、1対1の戦いで勝つ」(金道炫監督)。
 それぞれ定期戦勝利のテーマとして練習と試合にまみれた。

■延世大24(12-12)21高麗大(9月19日)

<参考、2015年対戦>
◇第26回大統領旗全国種別ラグビー大会◇
<大学A>
■1回戦(7月18日、15:00)
◆高麗大22(12-8)18延世大
*高麗4T1G、延世2T1G2P
*先制は延世、前半4分CTB13李ジョンファンがトライラインを越えた(5-0)。しかし高麗は13分分韓国代表WTB14鄭演植(チョン・ヨンシク)のTとFB15リュ・ジェヒョクGのコンビであっさり7-5とひっくり返した。21分には鄭の連続Tで12-5へ。延世は30分FBチャン・ヨンフンがPGを決め12-8で後半へ。
 後半8分、延世チャンがPGを成功し12-11と1点差に迫った。5分後、高麗・鄭のTで17-11。そして22分に延世がPR1李ヒョンジンのTとSO21李シヨンのGで18-17と逆転した。高麗は28分、鄭が4本目のTを奪い22-18と逆転し逃げ切った。

■決勝(7月22日、16:40)
◆慶煕大(キョンヒ)34(8-15)20高麗大
*慶煕5T3G1P、高麗3T1G1P
*前半は高麗が14分からNO8金ヨハンらの3連続Tで15-8と逆転し終えた。後半8分慶煕WTBゴ・ジェジュンがTし15-13へ。18分に慶煕SH朴ミョンウがT、GはFBハン・サンフンが成功し15-20と再逆転した。高麗も21分にWTB14金スンソンがTで20-20。しかし慶煕が25分にPR3李ジニョンのT、Gはホが決め20-27とリードし36分にもLO5金サンジンのTで点差を広げ優勝した。

◇第34回ソウル市長旗大会◇
 7月10日(金)、韓国で行われたラグビー「第34回ソウル市長旗大会兼第96回全国体育大会ソウル市代表決定戦」。

 大学・一般は高麗大が後半ロスタイムの50分にFBリュ・ジェヒョクがPGを決め15-13(前半3-0)で逆転勝ちした。後半これもロスタイムの43分に延世が高麗ゴール前スクラムからトライを奪いG成功で13-12と逆転していたが最後に涙を飲んだ。
◆高麗大15(3-0)13延世大(2015年7月10日)
*高麗4PG1DG、延世1T1G2P
*得点経過
{前半}
34分、高麗FBリュPG(3-0)延世
{後半}
10分、リュDG(6-0)
22分、リュPG(9-0)
28分、延世PG(9-3)
30分、高麗PG(12-3)
32分、延世PG(12-6)
43分、延世がスクラムからトライ、G成功(12-13)
50分、リュPG(15-13)

◇「大学~コリアンリーグ」◇
 5月9日(土)、最終週。 韓国ラグビー界伝統の一戦「高麗大対延世大」はじめ3試合が行われ4戦全勝同士の高麗、延世が1位通過と母校の名誉を賭けて今年最初の戦いを迎えた。
 高麗が前半13対10とリードし折り返した。後半6分、延世がWTB14チャン・ジョンミンのトライ(T)で逆転したが(13対15)、9分に高麗が交替出場のLOチ・ドンビンがトライを奪い逆転した。その後も1トライなどで加点し28対22で振り切った。
◆高麗大28(13-10)22延世大
*高麗3T2G3P5勝、延世3T2G1P4勝1敗
*先制は延世。前半5分、SOパン・ソンユンがペナルティーゴール(PG)を決め3対0。
高麗は10分にNO8金ヨハンがトライラインを越え5対3と逆転する。
FBリュ・ジェヒョクのゴール(G)成功で7対3に。18分にはWTB11リュ・オンウン、
24分FBリュと連続のPG成功で13対3になった。
延世は26分にCTB12金ソングがT、SOパンのGと7点を返し13対10と迫った。
後半6分、延世WTB14チャンが逆転のTで15対13と会場を沸かせた。
3分後、高麗がLOチがTを奪いあっさり逆転(G成功で20対15)。
28分にFBリュがPG、29分WTB14鄭演植(チョン・ヨンシク、’14年韓国代表)がTし加点28対15とする。
最後40分に延世に1T1Gを返されたが28対22でノーサイドに。 

<参考、2014年定期戦>
 第45回定期戦は10月11日行われ高麗大が33(前半5-8)23延世大で勝った。定期戦3連勝。
 通算成績は延世21勝、高麗20勝、引分4とほぼ互角だ。

 この日の主役、高麗大の快速BK鄭演植(チョン・ヨンシク。3年、韓国代表)のインタビュー記事です。
韓国記事こちら

◆高麗大33(5-8)23延世大
*高麗5T4G、延世3T1G2P
*1日午前 11時蚕室(チャムシル)主競技場で開かれた 2014 定期戦ラグビー競技で高麗大が延世大を 33-23で下し勝利をおさめた.
 こういうわけで延世大は 2014 定期戦で野球とバスケットボール, アイス・ホッケーに引き続きラグビー、そしてサッカーまで敗れて史上初定期戦全敗となった。

 試合開始後の流れは延世大に分があった。
 前半 4分高麗大・張成民(チャン・ソンミン)が反則で 10分間退場し延世大は以後 10分間、優位な土台で戦った。 高麗大は自分たちの陣営で攻撃を受け止めるのに汲々とした。
 しかし延世大が相次ぐ波状攻撃にもかかわらず得点に失敗すると高麗大の鋭い反撃が始まった.。
 高麗大は一回のチャンスをすぐ得点に連結させた.
 前半 14分左側でキム・ヨハンの早い個人突破で作った機会をイム・ジュンヒが生かしてトライに成功し 5-0と先制。以後しばらく小康状態を見せた競技は前半 30分延世大キム・ソングのトライ成功で 5-5 同点に。
  延世大は勢いに乗り前半 37分朴ハンギョルのペナルティーキック成功で逆転に成功して 8-5で前半戦を終えた。
 後半初盤も延世大の勢いは続いたた。後半初めに得たペナルティーキックを成功させて点差を広げた。
  しかし、この後から高麗大の攻撃力が爆発し始めた.。後半 5分イム・ジュンヒが再びトライに成功した高麗大はコンバージョンキックも成功して 12-11で競技の主導権を再奪還した。
 逆転に成功した高麗大、後半 8分にはアジア大会代表の快足BK鄭演植(チョン・ヨンシク)が幻想的な 60m 突破でトライに成功した。コンバージョンキックを成功させて 19-11で点差を広げた。チョンはさらに後半 15分にもトライに成功したしコンバージョンキックも入れた高麗大は 26-13とした。
 続いて後半 28分高麗大チェ・ガンサンがトライすると流れは高麗大へと傾いた.。
 延世大は後半 32分と 38分にトライを成功させて高麗大を追撃したが逆転させるには力不足だった。
結局、 33-23 高麗大の勝利でノーサイドを迎えた。
 
<<両校対戦戦績、判明分>>
両校の定期戦戦績は1965年以来、延世22勝、高麗20勝、引き分け4。
定期戦結果高麗大データより
◆延世27(10-7)26高麗(定期戦、9/24)
◆対戦なし(大統領旗)
◆延世28-14高麗(ソウル市長旗大会、6/22)
◆高麗19-18延世(春季リーグ、3/26)

■2015年
◆延世24-21高麗(定期戦)
◆高麗22-18(大統領旗、7月)
◆高麗15-13延世(ソウル市長旗大会、7月)
◆高麗28-22延世(コリアンリーグ)

■2014年
◆高麗33-23延世(定期戦)
◆高麗42-15延世(ソウル市長旗大会)
◆高麗15-10延世(春季L)
■2013年
◆高麗20-17延世(定期戦)
◆高麗28-24延世(ソウル市長)
◆延世12-10高麗(春季L)
■2012年
◆延世15-13高麗(定期戦)
◆延世29-22高麗(大統領旗大会)
◆高麗20-15延世(ソウル市長)
◆延世32-17高麗(春季L)
■2011年
◆高麗8-5延世(定期戦)
◆延世36-33高麗(ソウル市長)
◆延世19-10高麗(春季L)
■2010年
◆延世38-20高麗(定期戦)
◆高麗19-14延世(大統領)
◆延世22-6高麗(ソウル市長)
◆延世9-6高麗(春季)
■2009年
◆延世18-18高麗(定期戦)
◆延世20-18高麗(大統領)
◆延世13-12高麗(春季L)
■2008年
◆延世27-21高麗(定期戦)
◆延世22-15高麗(大統領)
◆延世27-19高麗(春季L)
■2007年
◆高麗30-22延世(定期戦)
◆延世12-10高麗(コリアンリーグ)
◆高麗42-3延世(春季L)
■2006年
◆高麗27-3延世(定期戦)
◆高麗46-18延世(大統領)
◆高麗30-10延世(春季L)
■2005年
◆延世21-14高麗(定期戦)
■2004年
◆高麗19-16延世(定期戦)
◆延世17-12(コリアンリーグ)
■2003年
◆高麗19-18延世(定期戦)
◆高麗25-21延世(コリアンリーグ創設・開幕戦)
■2002年
◆高麗30-24延世(定期戦)
■2001年
◆延世26-20高麗(定期戦)
■2000年
◆延世22-10高麗(定期戦)

■1965年
◆延世11-3高麗(定期戦)

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